「男の人たちはものスッゴク怒ったんですよ『OUT』って小説に」と語気を強める桐野さん。「妻が夫を殺す話ってすっごくイヤみたい。怒りが伝わってきましたもの。ラジオに出た時に、男のアナウンサーが私を避けるんですよ。怒っている感じで、全然口きかないし。それで彼が大マジメに『あなた、人殺しを良いと思っているんですか?』と聞いてくるんですよ。『思っていません』って答えましたけど」。ミステリー作家に人殺しの是非を聞くのって、肉屋に動物愛護について聞くのと同じぐらいおかしな話だ。
俺、なぜだかこの人と痴漢冤罪について話したことあるんだけど、「女の言葉だけで男の人生を破滅するのはおかしい、少なくとも男が無罪の立証責任を課せられるんじゃなくて、警察が有罪の立証責任をかせられるべきだ」つったら、反論もできず、ムスーっと不機嫌...